オリンピックの話
スタッフ紹介 - 2022年02月28日 (月)
先日、新型コロナウイルスが収束しない中で東京オリンピックからわずか半年後、冬の北京オリンピックが行われていましたね。
コロナ禍で賛否両論もあった厳しい競技環境であったと思いますが、わたしもテレビを通して家族で楽しく観戦していました。
ちなみに以前はオリンピック・パラリンピックは、「夏季」と「冬季」を同じ年に行っていたそうです。
ずれが生じたのは、日本が平成に入ってからのことですが、なぜオリンピックの周期が2年周期でずれているのでしょうか。
まず『冬季オリンピックの注目度をあげたかったから』という説。
夏季オリンピックと冬季オリンピックを比べてみると、夏季オリンピックの方が種目数も多く注目が集まりがちです。
そのため、同年にオリンピックを開催してしまうと、冬季オリンピックが前座のようになってしまい、注目度が下がってしまうと考えられました。
そこで、時期をずらして「夏季オリンピックの年」「冬季オリンピックの年」を明確化することによって、冬季オリンピックの注目度をあげようとしたのです。
その年に冬季オリンピックしかないのであれば、必然的に注目も集まりますし、結果としてテレビの視聴率が上がり、スポンサーもつきやすくなると考えたんだとか。
オリンピックというのは、開催するにあたり膨大な費用がかかっているため、できるだけ国民の注目度とスポンサーを増やさなければならなかったのですね。
次に、『夏季も冬季も参加する選手への配慮』です。
先日も、スノーボードの平野歩選手が東京オリンピックのスケートボードに出場し、北京オリンピックでも見事金メダルを獲得していました!
夏も冬も参加する強者は少ないかもしれませんが、そうした選手にとっては、夏季・冬季オリンピックが同じ年に開催されると練習も難しいですし、体力的にも厳しくなります。
両方に出場する選手へと配慮した結果、夏季と冬季の時期を2年ずらしたという説もあるんだそうです。
ちなみにこれらの理由については国際オリンピック委員会による正式な発表がないため、どれも明確なものではなく、他にも様々な説が出回っています。
とはいえ2年に一度オリンピックが見られるほうが話題にもなり、そして普段なかなか見ることが出来ないスポーツや選手たちを何度も応援できるのは、にわかスポーツファンの私にとっても楽しいことです!
次回のオリンピックイヤーにはコロナも収束していると願い、おおいに盛り上がっていきたいですね!
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